会社員トランペッターのススメ

会社員の会社員による会社員のためのブログ。主に旅行・キャンプ、社会人がためになる記事を発信します。

入院生活のこれだけは知っておいて欲しいという話

こんばんは、ともたんです。

皆さんは入院についてどのようなことをお考えですか?「怖い」「辛い」「暇」などなど、あまりいい印象を持っていない反面。「だらだら生活ができる」「看護師と仲良くなれる」などなどちょっと夢みたいなことを考える人も多いと考えます。今日は僕の体験談も踏まえ入院生活の実態、長期入院をするならこれだけはいるんではないか?というものをお伝えできたらと思います。

 

 

 

入院生活までの経緯〜退院するまで


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僕の場合はとても急な展開から始まりました。その日は今でも忘れないのですがバレンタインデーの日、なぜか朝は普通に普通のテンションでいたのですが昼間からだんだん体調が悪くなっていきました。「なんか寒気がする」「気分も悪くなってきたぞ」そんな中女の子に「チョコレートあげる。美味しいかわかんないけど。」と言われ、すかさず口に入れ「あぁ、幸せだ」と心の中で思っていたのもつかの間、多大な吐き気に襲われノックダウンそのまま自分で車を運転する気力もわかず友人に家まで送ってもらいました。そしてそのままあまりにも我慢することができず「救急車を・・・」と助けを求め生まれてからおそらく二度目の救急車に乗せられました。そのままされるがまま、流れに乗って病院へと連れて行かれたのでした。

 

入院からの手術

「今日から様子見で入院しましょう」と言われ「そんなこといいから早く俺を楽にしてくれ〜!!!」と心の中で叫んでおりましたが間もなく、何かの注射を打たれて寝落ちしました。

”早朝”看護師さん、「おはよう、熱が下がらないからちょっと早いけど精密検査に行くね」「はい。。」こんな流れであのなんかよくわからないトンネルに入れられて検査をしました。ちなみにこの頃から僕はお腹が痛すぎて一人では身動きが取れなかったのです。

お医者さんと僕は、「うん盲腸だね」「薬で散らせてください」「いや、でもね?」「お願いします」こんな流れで闘病?生活が始まりました。

数日後、看護師さん「検査いきましょうか」僕「はい・・」この頃はひどくなりすぎてもう意識がぶっ飛びそうでした。そして回診の時間。お医者さん「盲腸破裂してる!もう緊急手術だ!」僕「・・・」この頃は本当に意識がほぼない状態でほとんど記憶もありませんでした。

 

手術後からのリハビリ。からの?

手術後、目が覚めて意識がはっきりしたのは手術から二日ほど立ってからでした。そして意識が鮮明になってから体を動かしてみるとお腹のあたりに違和感が・・・「ん?これはなんだ。。。」と思いつつも僕はチキンなので見なかったことにしました。

大体の手術前に色々説明を受けるというのが一般の流れというものなのですが、お医者さんのお話はちゃんと聞きましょうね。起きてからパニクります。

僕の場合は自業自得なのですが手術を拒んでいたせいでひどくなり説明を聞いても頭に入ってこなかったのですが大方の手術は意識のある状態から始まると思うのでしっかりお話は聞いてくださいね。体のあちらこちらから管とか管とか入っていてパニクっても知らないですよ〜

そんなこんなで手術後、数日してから抜糸が行われてもうちょっとで退院だ!って思っていたのもつかの間、事件は起こりました。

 僕「よーし、今日もリハビリやるか〜。よいこらせっ。」ブツッ。「ん?何かお腹が温かいような・・・」ドバッ!!「ぎゃー!?」

見事に傷口が開きました、ありがとうございます。それから僕は再度また傷口も化膿していたりした関係で手術することになりました。

頭の利口な方ならわかるとは思いますがくれぐれも、手術後、抜糸が終わってからも気を抜かず無理のないリハビリをしてください。

お医者さんからも必ず説明があるとは思いますが抜糸後も数日はちゃんとくっつくまで時間がかかるので安静は良くない(癒着する可能性があります)ですが無理のないリハビリをしてください。抜糸が終わったからといって調子にのると僕のようにドバッとなかなか体験できないショッキングな体験を味わうことになります。

 

入院生活は退屈だ 

入院生活は多くの人の思っている通りとても暇です。仕事が忙しくって今までゆっくり寝ることがなかったって人はちょっと嬉しいかもしれないですがそれでも長期の入院生活となると話は別です。僕の入院した病院は比較的若い看護師の方が多く時間がある時はお話に付き合ってもらったりしましたがそれでも看護師さんもお仕事が大変なので長いこと引き止めることもできません。廊下をリハビリでぐるぐる回るにしてもいくら何でも1日中回ることも精神的にきついものがあるのでできません。入院生活って圧倒的にデメリットしかないんですよ。

 

入院するなら暇つぶしを持って行きましょう

上記のこともあるので長期入院する方はお金の次にと言ってもいいほど必要ではないかなっと思います。(個人的な意見なので決してそんなことはありません)

僕が入院していてこれあったらいいなって思ったものをピックアップすると以下のものになりました。

  • イヤホン
  • 携帯ゲーム機
  • 日記帳
  • パソコン
  • パズル
  • 読書する本(なるべく長編のものが良いかも)
  • スマホ

ざっとピックアップするとこんな感じでしょうか?僕の病院はほぼ個室の病院でしたのであんまり関係なかったですがまずあれですね。イヤホンは必須と言っても過言ではないでしょう。何故かと言いますと大方普通の病院であればお隣さんとかいらっしゃるので必ずといっていいほど音楽を流すとご迷惑になってしまいますし、夜なんかは何かあるたびに耳に周りの状況が入ってきてしまうのでプライベートはほぼ皆無です。なのでせめて耳に聞こえてくるものだけでもプライベートを侵食されたくはないですよね?そんな感じなのでイヤホンはゲームするにも音楽聴くにも必須です。あるのとないのとでは入院生活がガラッと変わるでしょう。

次に日記帳とパソコンですがこれは日々の変化を記録する媒体と思ってもらえればいいです。毎日中々変化がわからないものでも日記があれば日記をつけることによって今日以前からの過程を思い返すことができ大変励みになると思いますし、それがない場合でもパソコンがあればブログをやったりするのもいいかもしれませんね。やってない人も入院をきっかけに初めてみるのも良いかもしれません。※病院によると電波を飛ばすのがよくないという病院もあると思いますしご自身の周りの状況的にもできないこともあると思いますのでそこは臨機応変にお願いします。

他の暇つぶしのものは定番中の定番ですね!携帯ゲーム機も禁止されている病院もあると思いますのでそこも臨機応変に本等と置き換えして対応しましょう。

 

看護師さんとはとりあえず仲良くなった方がいい

これも個人的にもなってしまいますが一人でやれることも入院中というのはとても限られてきます。そう言った中で本当に助けてもらったのは看護師さんでした。僕の周りには比較的年の近い看護師さんがたくさんいてみんな本当に仲良く接してもらいましたが看護師さんたちがいなかったらあの時僕は心が折れていたかもしれません。笑

あの時お世話になった看護師さん、本当にありがとうございました。おかげさまでピンピンしております。

まあ、看護師さんも忙しいので中々時間は割けないのも現状ですが仲良くしているといろんなお話をしてくれます。僕は長かったので一通り看護師さんとお話ししたような気がします笑

ただ、看護師さんたちは本当に忙しいので無理に引き止めたり困らせたりしないようにしましょう。

 

入院中にあった奇怪な出来事 

入院中には長期になると不思議なこと、奇怪なことが起こることもしばしば。僕の場合は二回ほど奇怪な出来事がありました。きっとぞっとしますよ〜

 

同じ部屋に誰かいる・・?

手術も終わり看護師さんがほぼ付きっ切りの状態を脱して数日後の話です。この病院は基本小部屋なので容態の悪い人の部屋と同様普通の部屋に移されても普通に小部屋でした。消灯が確か9時?だったと思うのですがそんな時間に寝れるはずもなく夜更かし紛いなことをしていました。そんなある日のこと夜中になってやっと眠くなったある日に寝返りを打ったのです。そしたらさっきまで向いていた方向から女の人の声が。。「え?」っと思って振り返ってみても誰もいないです。当たり前ですよね、病院の夜中でしかも個室なのに・・・

なんて言っていたかは忘れましたが今でもこうして文章に起こしていてもぞっとしますw

そのあとはもちろん強かったので看護師さんに来てもらいましたよ笑本当にあの時はご迷惑おかけしました。

 

二階なのに一体どこから・・・

上記のようなこともありどうしてもいられなくなった僕は無理やりお願いして二人部屋にしてもらいました。これで安心だぜっと思ったのもつかの間、同じ部屋の方はあいにくご老人でちょっと不安なでした。そしてその不安も的中したのです。

それは部屋が二人部屋になってその日の夜のことでした。

案の定僕は寝れなかったので起きていたわけですが二人部屋なので部屋の消灯時間も守らなくてはいけません。21時には消灯となりました。そしてその数時間後。。ダンッダンダンッと窓が叩く音が。。もうその時は春で風も強くなかったため窓を叩くほどの風は吹いていません。そしてこの階は二階。。またも寿命が縮まる思いでした。そして今も寿命が縮まる思いです・・。本当怖いのって嫌です。

 

長期入院をする時はストレスに気をつけて

まあ、上記のようなことがあったのですが看護師さん曰く長期入院する人にはよくあるようです。というのもやっぱり家にいない状態で周りには知らない人ばかり。。無意識の中でとってもストレスが溜まりこのような状態になってしまうようです。うん、ストレスって怖いですね。幻聴とか頭痛とか色々なものを生んでしまうのがストレスの怖いところ。皆さんも長期入院する際はストレスを溜めないよう自分なりのストレスの発散方法を模索してみてください。

 

 

長期入院で欲しいなって思ったもの

ここでは長期入院をして欲しいなって思ったものを紹介したいと思います。これから入院される方のお力になればと思います。

  • コップ&歯ブラシ
  • ちょっとしたお菓子
  • 携帯の充電器(ちょっとコードが長めのもの)
  • 着替え(主に下着)
  • タオル
  • 甘い飲み物
  • 水筒など

ざっとピックアップしましたがこんな感じでしょうか。

この中で本当に欲しいと思ったのはコップ&歯ブラシですね。その次に水筒。なぜかというとコップ&歯ブラシはわかると思います。長期を歯磨きなしとかありえませんよね。口の中が腐ってしまうんじゃないかと思わせてしまうほど気持ち悪いです。。

その次に水筒ですが、毎日毎日ご飯を運んでくれる方がお茶も入れてくれるのですが水筒があるとその中にも入れてくれます。短期の入院だったら毎日自販機で飲み物を購入すればいいのですが長期となると費用も重なるので中々大変だと思います。水筒があれば水分補給にかかる費用が大分カットできるのでとても節約になりますよ。これ、豆知識です笑

そして塩、なんですがこれはなるべく持っておいた方がしれません。お清めの塩、ではないです笑。毎日病院食だとしょっちゅう出てくるのが野菜なんですが体にいいとは引き換えにご飯が進みません。ん〜と考えた先に辿り着いたのが塩でした。塩があればおかずの塩加減の調整もできますしご飯にふりかければご飯も進むと思います。なのでここは「ふりかけ」でもいいかもしれませんね。ただ、糖尿病とかで入院される方は決して真似しないでくださいね。病院食の栄養バランスはとっても考えられていますので。そして血液検査の前日なども控えてくださいね。

 

 

終わりに

今回はとっても長い内容になってしまいましたがいかがでしたでしょうか?病院に入院なんてことはないに越したことはないですが人生に一回くらいはあると思いますのでそんなときにこの記事が役立てばと思いました。僕自身一回の入院で二回も手術することになったり長いこと病院の方たちにはお世話になりましたがもう満足かなって感じです。こうならないためにも健康管理や体調が悪いと思ったら早めに病院に受診することをお勧めします。できたら定期的な健康診断などもするとなおのこといいかもしれませんね!